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「音楽の記憶」1

昭和33年に僕は生まれた。 つまり今年は還暦の年。 テレビが発売されて間もないころで、 ドラマ、ベンケーシーで使われる聴診器のおもちゃが売れて、力道山の空手チョップで敗戦のうっ憤を晴らし、そう街頭テレビが設置されたころだ。 最初の音楽の記憶は2歳ぐらいのころで、ザ・ピーナッツの「黄色いサクランボ」で唄に合わせて合いの手を入れていたらしい。 いや、これは母親の記憶で僕の記憶ではない。父親は自営の旋盤工で近くに工場を借りて仕事をしていた。父親が旋盤を回しながら歌う浪花節が最初の記憶だ。